ダート路線を中心に活躍馬を送り出し続ける パイロから、また一頭、新たなオープン勝ち馬が誕生した。9月5日 (土) に阪神競馬場で開催されたエニフS (L、3歳上・オープン・ダート1400m) で、ゴッドブルービーが5番人気の評価を覆して快勝。6月に小倉競馬場で開催された薩摩Sを制してオープンクラスに昇級すると、そこからわずか2戦目で、初のリステッドタイトルを手にした。4番枠からスタートしたゴッドブルービーは、道中は中団の馬群でじっくりと脚を温存。直線に向いても慌てず進路を探ると、狭い馬群の間を割って力強く抜け出した。外から追い込んだ パレスマリス産駒のノーブルロジャーの追撃も寄せ付けず、最後は1馬身と1/4差をつけて完勝。上がり3ハロンのタイムはメンバー最速の35.6秒、勝ち時計は1分23秒5だった。本馬は、3勝クラスを卒業するのに2年以上を要したものの、年齢を重ねながら着実に力をつけ、6歳となっていよいよ本格化を印象づける走りを披露した。今後は重賞戦線での活躍に期待したい。 ゴッドブルービーは母ゴッドビラブドミー、母の父ブライアンズタイムという血統の6歳牡馬。母ゴッドビラブドミーは地方競馬で7勝。さらに祖母ゴッドインチーフは、ききょうS、エルフィンSを制したほか、阪神3歳牝馬S (G1) 3着、ファンタジーS (G3) 2着、チューリップ賞 (G3) 2着、桜花賞 (G1) 4着と、2~3歳時の牝馬戦線で活躍した実力馬。近親にはオークス (G1) を制したヌーヴォレコルトも名を連ねるなど、活力のある牝系に属している。また、本馬は2021年の北海道セレクションセールに上場され、1,760万円 (税込み) で取引された市場出身馬でもある。 ゴッドブルービー(2020年生・牡・黒鹿毛) 父 パイロ 母 ゴッドビラブドミー 母の父 ブライアンズタイム