ヨシダ

鹿毛 2014 16.1HH (1.65M)
ハーツクライ – *ヒルダズパッション (Canadian Frontier)
Standing at Darley Japan

アメリカの芝・ダート両方のG1を制覇した日本産馬。

芝1800mのG1、ターフクラシックSを制覇。
ダート1800mのG1、ウッドウォードSでは、
初のダート戦をものともせず
後方から強烈な追い込みを決め圧勝。
日本産馬として史上初のアメリカダートG1制覇を達成。

父は、新進気鋭の種牡馬スワーヴリチャードの出現で、
サイアーオブサイアーズとして期待される、ハーツクライ。

母は、アメリカダート1400mのG1、バレリーナSを制した
名牝ヒルダズパッション。半妹には、シンザン記念を制した
名牝サンクテュエール、さらに遡ると、アメリカ競馬史に
輝き続ける大種牡馬ダマスカスが名を連ねる、
ジャドモント自慢のファミリー。

ファーストクロップは、日本のセレクトセールにも登場し、
当歳馬が2,000万円、1歳馬が2,100万円でともに落札。

注目のファーストクロップが2023年にデビューすると、
デルマー競馬場の2歳重賞入着のヤッタ、
ガルフストリームパーク開催のステークスレース入着馬
オキロらの期待馬を含め、早くも15頭以上が勝利。

アメリカの
芝・ダート両方のG1を制覇した
日本産馬。

芝1800mのG1、
ターフクラシックSを制覇。
ダート1800mのG1、
ウッドウォードSでは、
初のダート戦をものともせず
後方から強烈な追い込みを決め圧勝。
日本産馬として
史上初のアメリカダートG1制覇を達成。

父は、新進気鋭の種牡馬
スワーヴリチャードの出現で、
サイアーオブサイアーズとして
期待される、ハーツクライ。

母は、アメリカダート1400mのG1、
バレリーナSを制した名牝
ヒルダズパッション。
半妹には、シンザン記念を制した
名牝サンクテュエール、さらに遡ると、
アメリカ競馬史に輝き続ける
大種牡馬ダマスカスが名を連ねる、
ジャドモント自慢のファミリー。

ファーストクロップは、
日本のセレクトセールにも登場し、
当歳馬が2,000万円、
1歳馬が2,100万円でともに落札。

注目のファーストクロップが
2023年にデビューすると、
デルマー競馬場の2歳重賞入着のヤッタ、
ガルフストリームパーク開催の
ステークスレース入着馬
オキロらの期待馬を含め、
早くも15頭以上が勝利。

血統

ヨシダ
YOSHIDA
鹿毛 2014 165cm

ハーツクライ
HEART'S CRY
鹿毛 2001

*サンデーサイレンス
SUNDAY SILENCE
青鹿毛 1986

HALO

HAIL TO REASON

COSMAH

WISHING WELL

UNDERSTANDING

MOUNTAIN FLOWER

アイリッシュダンス
IRISH DANCE
鹿毛 1990

*トニービン

*カンパラ

SEVERN BRIDGE

*ビユーパーダンス

LYPHARD

MY BUPERS

*ヒルダズパッション
HILDA'S PASSION
鹿毛 2007

カネイディアンフロンティア
CANADIAN FRONTIER
鹿毛 1999

GONE WEST

MR PROSPECTOR

SECRETTAME

BORODISLEW

SEATTLE SLEW

BREATH TAKING

エグゼキュートリッカー
EXECUTRICKER
鹿毛 1998

EL PRADO

SADLER'S WELLS

LADY CAPULET

TRICK TRICK

CLEVER TRICK

FULL VIRTUE

父・母系成績

父:ハーツクライ HEART'S CRY (2001) ドバイシーマクラシック (G1)、有馬記念 (G1)、京都新聞杯 (G2) など。代表産駒:ヨシダ YOSHIDA、アドマイヤラクティ ADMIRE RAKTI、シュヴァルグラン CHEVAL GRAND、コンティニュアス CONTINUOUS、ドウデュース DO DEUCE、ジャスタウェイ JUST A WAY、リスグラシュー LYS GRACIEUX、ノットゥルノ NOTTURNO、ヌーヴォレコルト NUOVO RECORD、ワンアンドオンリー ONE AND ONLY、サリオス SALIOS、スワーヴリチャード SUAVE RICHARD、タイムフライヤー TIME FLYER、カポーティスター CAPOTE STAR、カレンミロティック CURREN MIROTIC、フェイムゲーム FAME GAME、ゴーフォザサミット GO FOR THE SUMMIT、ギュスターヴクライ GUSTAVE CRY、ヒシイグアス HISHI IGUAZU、メイショウミモザ MEISHO MIMOSA、ノーワン NO ONE、シャドウディーヴァ SHADOW DIVA、スワーヴアラミス SUAVE ARAMIS、ヴィクティファルス VICTIPHARUS、ウインバリアシオン WIN VARIATION など。

1代母:*ヒルダズパッション HILDA'S PASSION (Canadian Frontier) 米8勝 (5.5f-7f)、バレリーナS (G1)、ヴェイグランシーH (G2)、インサイドインフォメーションS (G2)、レイヴンランS (G2)、ハリケーンバーティーS (G3)、Bennington S、ヒュマナディスタフS (G1) 2着、シュガースワールS (G3) 2着。10頭の母、出走馬7頭、勝ち馬6頭;

ヨシダ YOSHIDA (牡 ハーツクライ) G1勝ち馬、競走成績参照

サンクテュエール SANCTUAIRE (牝 ディープインパクト) 2勝 (8f)、シンザン記念 (G3)、アルテミスS (G3) 2着、福島牝馬S (G3) 3着

ジークカイザー SIEG KAISER (牡 ディープインパクト) 4勝 (9f)、近江特別 (1000万下)、蓬莱峡特別 (1000万下)、若竹賞 (500万下)、ウェルカムS (1600万下) 2着、甲斐路S (3勝クラス) 2着

ヴェルテアシャフト WELTHERRSCHAFT (牡 ディープインパクト) 2勝 (10f)、宮崎特別 (1000万下) 4着、アザレア賞 (500万下) 4着

シェドゥーヴル CHEF D'OEUVRE (牡 オルフェーヴル) 1勝 (10f)

フィアレスデザイア FEARLESS DESIRE (牡 ディープインパクト) 1勝 (6.5f)

2代母:エグゼキュートリッカー EXECUTRICKER (El Prado) 米1勝 (8f)。勝ち馬7頭の母;

*ヒルダズパッション HILDA'S PASSION (牝 Canadian Frontier) ブラックタイプ勝ち馬、上記参照

ジャストビーンジャミン JUST BEEN JAMMIN (セン Giant's Causeway) 米4勝

マンナック MANNAK (セン Canadian Frontier) 米3勝

グリーンバックハズヴァリュー GREENBACKHASVALUE (牝 Yankee Gentleman) 加3勝。産駒;

ペトロレラ Petrolera (牝 Rum Point) 巴1勝、Clasico Bartolome Mafla Herrera (L) 2着、Clasico Jose A Perez Y Bernabe Perez F (L) 2着

カネイディアンフライヤー CANADIAN FLYER (セン Canadian Frontier) 米2勝

3代母:トリックトリック Trick Trick (Clever Trick) 米入着。勝ち馬6頭の母;

レゴーセン REGOCEN (牡 The Daddy) 墨14勝

マキシーレヴェンズ MAXY LEVENS (牝 Canadian Frontier) 米5勝

4代母:フルヴァーチュー FULL VIRTUE (Full Out) 米7勝 (6f-8.5f)、Wistful H。勝ち馬5頭の母;

ラストクイック Last Quick (牡 Dixieland Band) 伊10勝、伊2000ギニー (G1) 3着、Premio Merano (L) 3着

チャリタブルギフト Charitable Gift (牝 Spend A Buck) 米4勝、Pocahontas S (L) 2着。産駒;

オセロ Othello (牡 Summer Squall) 米1勝、デルマーフューチュリティ (G2) 2着 [種牡馬]

ケーシーズギフト K C'S GIFT (牝 Summer Squall) 米5勝。産駒;

エンジェルオブホープ ANGEL OF HOPE (牝 *ケイムホーム) 米3勝。産駒;

アストロメリア Astromelia (牝 Documentary) 委1勝、Clasico Manuel Fonseca Arroyal (L) 2着、Clasico Asamblea Nacional (L) 3着

*マイアミブリーズ Miami Breeze (牡 Spend A Buck) 4勝、グッドラックH (900万下)、常陸特別 (900万下)、ジャニュアリーS (1500万下) 2着、ブラッドストーンS (Op) 3着

ママバックス MAMA BUCKS (牝 Spend A Buck) 米2勝。産駒;

コマンダーバック COMMANDER BUCK (セン Deputy Commander) 米9勝、Independence H、John Henry S (L) 2着、Barksdale H 2着

写真

競走成績

競走成績

年度 馬齢 出走 1着 2着 3着 4着
2016 2 1 - 1 - -
2017 3 6 3 2 - -
2018 4 5 2 - - 1
2019 5 6 - 1 1 -
合計   18 5 (8f-9f) 4 1 1

タイムフォームレーティング 126

3歳時

1着
ヒルプリンスS (G3)、ベルモントパーク、1800m、Lucullan、*ブリックスアンドモルタル、Frostmourne、Secretary At War、Rocketry、Small Bear、Ticonderoga、Hieroglyphicsに先着。
 
1着
James W Murphy S (L)、ピムリコ、1600m、2着Chubby Starとの着差4馬身。さらに、Mo Maverick、Caribou Club、Cheyenne's Colonel、Berks County、Bird's Eye View、Total Tap、Dover Cliffs、Undulated、Adonis Creed、Cool Arrowに先着。
 
1着
Maiden、キーンランド、1800m、2着Im The Captain Nowとの着差4馬身。さらに、Sakonnet、Any Questions、Cicerone、Cape Angel、Atta Kid、Tipsy Kitten、Big Bad Zin、Mistake Present、Heir Jordanに先着。
 
2着
競馬博物館名誉の殿堂S (G2)、サラトガ、1700m、*ブリックスアンドモルタルの2着。Big Handsome、Snap Decision、Makarios、Parlor、Arklow、Secretary At War、Bonus Pointsに先着。
 
2着
サラナックS (G3)、サラトガ、1800m、Voodoo Songにクビ差の2着。*ブリックスアンドモルタル、Rocketry、Mr Havercamp、Makarios、Caviar Czar、Master Planに先着。
 

4歳時

1着
ウッドウォードS (G1)、サラトガ、D1800m、2着Gunneveraとの着差2馬身。さらに、Leofric、Rally Cry、Patch、Term Of Art、Hence、Tapwrit、Sunny Ridge、Zanotti、Kurilov、Discreet Lover、Seeking The Soul、Imperativeに先着。
 
1着
ターフクラシックS (G1)、チャーチルダウンズ、1800m、*ビーチパトロール、Synchrony、Arklow、Channel Maker、Editore、Camelot Kitten、Kurilov、Shining Copperに先着。
 
4着
BCクラシック (G1)、チャーチルダウンズ、D2000m、Accelerate、Gunnevera、*サンダースノーに続く4着。Mendelssohn、Lone Sailor、West Coast、Discreet Lover、Axelrod、Pavel、*マインドユアビスケッツ、McKinzie、Catholic Boy、Roaring Lionに先着。
 

5歳時

2着
ホイットニーS (G1)、サラトガ、D1800m、McKinzieの2着。Vino Rosso、Preservationist、Forewarned、Monongahela、Imperativeに先着。
 
3着
ウッドウォードS (G1)、サラトガ、D1800m、Preservationist、Bal Harbourに続く3着。Tom's D'Etat、Mongolian Groom、Wooderson、Mr Buff、Forewarnedに先着。
 

種牡馬成績

産駒の活躍

レース映像

Watch him go: see him at his best

ウッドウォードS (G1)、サラトガ、1800m、2018年9月1日
ターフクラシックS (G1)、チャーチルダウンズ、1800m、2018年5月5日
ヒルプリンスS (G3)、ベルモントパーク、1800m、2017年10月7日
James W Murphy S (L)、ピムリコ、1600m、2017年5月20日

ニュース

ニュース

ヨシダのセカンドクロップが重賞初勝利!

ヨシダ 産駒の2歳牡馬、サントゥアーリオ Santuario が9月15日にペルーのモンテリコ競馬場で開催されたG2・クラシコ・ポージャ・デ・ポトリージョス Clasico Polla de Potrillos (ダート1600m) において逃げ切って快勝。ヨシダ産駒のセカンドクロップとして初の重賞ウィナーとなった。 サントゥアーリオは二の脚を利かせて主導権を握り、2ハロン24秒程度のラップを刻んで快走。最後の直線が近づくにつれ、後続との差が縮まると、2番手につけていた1番人気馬マジックパワー Magic Power と並んで直線に入った。しかし、そこから進路を少し外に選択すると、二枚腰を発揮。内から追い上げてきたミレニアルボーイ Millennial Boy を突き放して2馬身の差をつけ、初の重賞タイトルを手にした。 サントゥアーリオはアメリカ生まれの2歳牡馬。ペルーにおいて3歳馬に混じり6月29日のダート1000m戦でデビュー勝ちを収め、8月11日にはリステッドレース、クラシコ・ヒポドロモ・デ・サン・フェリペ (ダート1600m) を勝利。ここまで4戦3勝の成績を収めている。 2023年に初年度産駒がデビューしたヨシダは種牡馬としても好調。ファーストクロップはG2を制したグレイヨッシュなど34頭が、セカンドクロップもサントゥアーリオを含めた6頭が勝ち上がっている。

ヨシダ産駒グレイヨッシュ Grayosh がG2勝利!

8月17日、アメリカ・サラトガ競馬場で行われたG2レイクプラシッドステークス (3歳牝馬限定・芝1700m) で、グレイヨッシュ Grayosh が ヨシダ 産駒として初の重賞制覇を飾った。 最内の2番枠 (1番枠は取消) からスタートを決めたグレイヨッシュはインの3番手を確保してレースを進めた。離れた逃げたオリ Ori との差を3コーナー過ぎから詰め、直線目がけてスパートを開始。直線では外から追い上げてきたシーフィールズプリティ She Feels Pretty との叩き合いになると、内から勝負根性を発揮してグイッとひと伸び。2023年のカナダ ナタルマステークス (G1) を圧勝し、同年のBCジュヴェナイルフィリーズターフでも僅差の3着に入った実績馬をクビ差競り落とし、重賞勝利を手中に収めた。管理するチャド・ブラウン調教師には、同ステークス4連勝で記録更新となる6勝目をプレゼントした。 ヨシダ産駒のファーストクロップであるグレイヨッシュは、2022年ファシグティプトン・ケンタッキーオクトーバーイヤリングセールに上場され、ショーン・フラナガン氏が2万5000ドルで購入。今年の1月にデビューすると、3戦目の芝1700m戦で初勝利をあげ、直後のG3ワンダーアゲインステークス (芝1800m) で4着。重賞2戦目となる今回、初のタイトルを獲得した。今後は、昨年の英1000ギニー馬モージュ Mawj が制したG1クイーンエリザベス2世チャレンジC


ヨシダ産駒からリステッドウィナーが誕生!

ヨシダ の初年度産駒であるデスヴィオ Desvio (セン3歳) が、7月8日にデラウェアパーク競馬場 (米デラウェア州)、芝2200mで行われたリステッドのケントステークス (優勝賞金10万ドル) で優勝。ヨシダ産駒として初のリステッドレース勝利をマークした。 スタート直後、二の脚を利かせて好位の5番手を追走したデスヴィオ。3コーナーを過ぎてスパートをかけると、ポジションを上げながら直線へ。最後はノモス Nomos、スピリットプリンス Spirit Prince と3頭の叩き合いになったが、ゴール前で一歩抜け出すと2着馬に半馬身差をつけて差し切った。 同馬は2歳11月にダートでデビュー。3戦目 (ローレル競馬場・ダート1600m) で初勝利をあげ、6戦目となる前走の条件戦 (ピムリコ競馬場・芝1700m) で芝に初挑戦した。最後方から徐々に進出すると、直線は大外を豪快に伸びて差し切り2勝目を手中に収めた。再度、芝に挑戦した今回も外から末脚を伸ばして2連勝。本路線における注目馬となった。 ハーツクライ産駒のヨシダは、日本産馬として初めてアメリカのダートG1、ウッドウォードS (サラトガ競馬場) を制覇。芝にも適応し、チャーチルダウンズ競馬場で行われたG1、ターフクラシックSも制している。2020年に現役を引退して種牡馬に転身。2023年デビューのファーストクロップからデルマー競馬場の2歳重賞で入着したヤッタ、青葉賞で3着に好走したデュアルウィルダーなど早くも33頭の勝ち馬を送り出し注目を浴びている。2024年からダーレー・ジャパンで供用され、種付料は150万円となっている。


ヨシダ産駒、オキロ Okiro がアニマルキングダムステークスに優勝

3月23日、ターフウェイパーク競馬場 (米オハイオ州) で行われたアニマルキングダムS (オールウェザー1200m、賞金23万5000ドル) で、オキロ Okiro がハイペースのなか直線で鮮やかに差し切り、 ヨシダ 産駒としてステークスレース初勝利を飾った。 同馬はすでに2歳時にガルフストリームパーク競馬場で行われたハリウッドビーチS (ダート1000m) で2着と、ステークスレースで入着していた。 芝のレースを2走した後、初のオールウェザーに出走したオキロ。ゲートでやや出遅れ、ジョーシースティ Joe Shiesty、スモーキースモーキー Smokey Smokey が先行争いを繰り広げるなか、中団の6番手に待機。鞍上のジュリアン・ルパルー Julien Leparoux騎手が3コーナーすぎで外から少しポジションを上げて前との差を詰め、3番手で直線に入った。さらに、エンジンをふかして末脚を爆発させると、先行争いを続けていたジョーシースティとスモーキースモーキーの2頭を直線半ばでかわし、最後は2着同着のスモーキースモーキー、シャーズに2馬身と1/4差をつけて3勝目をあげた。 ケンタッキー州のバーレソンファーム Burleson Farm とマッケンジーブラッドストック


ヨシダ産駒がJRA初勝利

今シーズンより日本で供用中の ヨシダ 。日本産馬として史上初のアメリカダートG1を制覇。アメリカで芝・ダート両方のG1制覇という偉業を成し遂げ、種牡馬として故郷に戻ってきたヨシダの産駒がJRAで待望の初勝利をあげた。 父に節目の1勝を贈ったのは、父の戦績から“二刀流”と名付けられたデュアルウィルダー。3月2日 (土)、中山競馬場において行われた3歳未勝利戦 (芝2200m) に出走。好スタートを切ると、馬の行く気に任せて先頭へ。鞍上のリチャード・キング騎手と呼吸を合わせて直線に入ると、リードをぐんぐん広げ2着馬につけた着差は5馬身。他を圧倒するパフォーマンスで初勝利を手中に収めた。既走馬相手となったデビュー戦は後方から上がりタイム33秒4の脚で追い込んで3着。ひと叩きして体調も上昇した2戦目では自らレースメイクするなど型にはまらないレースぶりで、今後に期待が膨らむ走りを見せた。 デュアルウィルダーは母ダンスウィズキトゥン、母の父Kitten’s Joy (キトゥンズジョイ) という血統の3歳牡馬。母は北米で3勝。叔父のDivisidero (ディヴィシデロ) は芝のマイルから中距離を主戦場にし、ヨシダも後に制した米G1・ターフクラシック (芝1800m) を連覇するなど重賞を5勝し、種牡馬となった。 ヨシダのファーストクロップは2021年セレクトセールにも上場され、当歳馬が2000万円、1歳馬が2100万円で落札された。2023年にアメリカでデビューした初年度産駒は、ヤッタがデルマー競馬場の2歳重賞で入着。ガルフストリームパーク開催のステークスレース入着馬オキロらの期待馬を含め、早くも20頭が勝ち上がっている。 デュアルウィルダー (2021年生・牡・鹿) 父ヨシダ 母ダンスウィズキトゥン 母の父Kitten’s Joy (キトゥンズジョイ) 馬主 (有) 社台レースホース 美浦 堀 宣行 厩舎


ヨシダ’s progeny at the races