近年屈指のダートチャンピオン、 フリオーソ。その初年度産駒のフリビオンが西日本ダービーに勝利した。さらに、週末の JRA開催ではタイキフェルヴールが新たに 2歳勝ち馬となり、 3歳馬テルペリオンが 3勝目を上げた。昨年の NARファーストシーズンサイアーランキングで首位となったフリオーソが、各地で勝ち馬を送り出し続けている。 10月 22日(日)、佐賀競馬場で行われた西日本ダービー( 3歳・ダート 2000m)に出走したフリビオン。圧倒的 1番人気に支持されたフリビオンは、道中 4、 5番手でレースを運ぶ。向こう正面でやや置かれ気味となるも、直線では外から一気に差し切る豪快な走りで、 2着に 2馬身差をつけ勝利した。 フリビオンは新冠町、オリエント牧場生産。母ビオンディーナ、母の父エンドスウィープという血統の 3歳牡馬。本馬の祖母アランヴァンナは英国産、 91年の伊 1000ギニー( G2)など重賞 6勝の活躍馬。 フリビオン( 2014年生・牡・栗)