シルクロードSでダーレー種牡馬産駒がワン・ツー・フィニッシュ

2月1日 (日)、京都競馬場で開催されたシルクロードS (G3) でダーレー種牡馬産駒がワン・ツー・フィニッシュを決めた。

0秒3差内に8頭がひしめく大混戦を制したのは、ファインニードル産駒の5歳牝馬フィオライア。スタート直後、二の脚を利かせてハナを奪うとマイペースの走りで勝負どころを通過。4コーナーで他馬に並ばれる場面はあったが、残り1ハロン手前で鞍上のステッキに応えて再加速すると、ラスト3ハロンも33秒5でまとめて後続の追い上げを凌いで見事勝利した。

フィオライアの母、フルールシチーは芝1200mで5勝をあげた生粋のスプリンター。両親から非凡なスピードを受け継ぎ、レースを重ねながら磨いた先行力で念願の重賞タイトルをつかみ取った。

ファインニードル産駒は、明け5歳にして初タイトルを手にしたフィオライアが5頭目の重賞勝ち馬となり、昨年のエイシンフェンサーに続いて産駒のシルクロードS連覇を達成。2025年は3頭の重賞ウィナーを送り出し、2026年も1月から重賞制覇と勢いはとどまるところを知らない。

2着はゴール前で外から猛然と追い込み、半馬身差まで詰め寄ったタワーオブロンドン産駒の4歳牡馬レイピア。昨年の葵S (G3) 3着など重賞でも堅実な走りを見せており、悲願の重賞初制覇が目の前に迫っている。

開催を2か月後に控える春のスプリントG1、高松宮記念においても、この2頭は目が離せない存在となった。

 

フィオライア (2021年生・牝・栗)

父ファインニードル 母フルールシチー 母の父サクラバクシンオー

馬主 (株) 友駿ホースクラブ

栗東 西園 正都 厩舎

日高大洋牧場 生産

 

JRA賞最優秀短距離馬に輝いたチャンピオン。

ロードカナロア以来となる、スプリントG1完全制覇。

そして、年間スプリント重賞4勝は、前人未到の偉業。

 

母ニードルクラフトは、

芝1800mのクロエ賞 (G3)、

芝1600mのセルジオクマーニ賞 (G3) を制覇。また、

祖母シャープポイントは、芝1200mで開催される2歳戦、

フィーニクスS (G1) 2着のブラックタイプウィナー。

欧州で繁栄するスピード溢れるファミリー。

 

勝ち馬率77%を記録した初年度産駒から、

シルクロードS (G3) 勝ち馬のエイシンフェンサーが出現。

セカンドクロップからは

ファンタジーS (G3) を無敗で制覇したカルチャーデイ、

サードクロップからも葵S (G3) を制した

アブキールベイが誕生。さらに、

エイシンディードが昨年の函館2歳S (G3) を快勝し、

デビュー4世代全てにおいて、重賞勝ち馬を送り出す。

 

デビューした3世代の勝ち馬率は70%に迫り、

芝・ダートを問わず父譲りのスピードを武器とする

活躍馬が輩出。高い評価を得て、2025年のセールにおいて

5,200万円で落札された1歳馬を筆頭に、

売却率73%、そして、

平均落札価格は1,000万円超えをマーク。