ショートストーリーは福島放送賞に勝利。

アドマイヤムーン産駒が好調な成績を保ち続けている。週末のJRA開催では、ストーミーシーが奥多摩Sに勝利して再びオープン馬の仲間入りを果たし、ショートストーリーは福島放送賞に勝利した。 

1112日(日)、東京競馬場で行われた奥多摩S (3歳上・1600万下・芝1400m)に出走したストーミーシー。パドックで好気配を見せ状態は上向きのストーミーシーは、スタートで後手に回ったものの、道中は中団やや後方の11番手付近でスムーズにレースを運び直線へ。直線では追い出しを我慢して残り400mで外に持ち出すと、自身の武器である末脚をきっちり繰り出し、最後はゴール前2頭の追い比べをクビ差制して勝利。再びオープン馬に帰り咲いた。 

ストーミーシーは浦河町・ミルファーム生産。オーナーブリーディングで生まれたストーミーシーは母リーベストラウム、母の父ゼンノエルシドという血統の4歳牡馬。母リーベストラウムは2歳勝ち馬で、JRA3勝の特別勝ち馬。母の2番仔にあたるストーミーシーは2歳時に勝ち上がり、3歳時にはニュージーランドT (G2)で勝ち馬とハナ差の2着の実績がある。

 

ストーミーシー(2013年生・牡・栗)

父アドマイヤムーン 母リーベストラウム 母父ゼンノエルシド

馬主 (有)ミルファーム 様

美浦 斎藤 誠 厩舎

浦河町 ミルファーム 生産

 

また、1111日(土)、福島競馬場で行われた福島放送賞(3歳上・1000万下・ダート1700m)には同じくアドマイヤムーン産駒のショートストーリーが出走し、2着に1馬身と1/2差で勝利している。

 

ショートストーリー(2013年生・牡・黒鹿)

父アドマイヤムーン 母ライフストーリー 母父Capote

馬主 H.H. シェイク・モハメド

栗東 吉村 圭司 厩舎

日高町 Darley 生産

アドマイヤムーンはG1レース3勝を誇る、JRA年度代表馬。ジャパンカップ(G1)では、不屈の精神で内外の一流馬を撃破。産駒は距離不問の活躍:G1スプリンターのセイウンコウセイ、ハクサンムーン、G1マイラーのレオアクティブ、2000mの強豪アルキメデス。現4歳世代からはG1ウィナーのセイウンコウセイ、重賞ウィナーのファインニードル、ステークス勝ち馬のワンスインナムーン。現5歳世代からはステークス勝ち馬のフミノムーン、ブラックムーン、ムーンクレストが出現。