新たなリステッドウィナーに。

スピードあふれる産駒を次々送り出し続けているアドマイヤムーン週末のJRA開催では、セイウンコウセイが淀短距離Sに勝利し、新たなリステッドウィナーとなった。 

17 ()、京都競馬場で行われた淀短距離S (4歳上・オープン・芝1200m) に出走したセイウンコウセイ。スタート直後から激しい先行争いとなったレースで、セイウンコウセイは好位2番手で道中を運び最終コーナーを回る。直線で追い出されたセイウンコウセイは、残り200mで内の逃げ馬を交わして先頭に立つと、力強い走りで後続を突き放し2着に1馬身と1/4差をつけ勝利した。 

セイウンコウセイは新ひだか町・桜井牧場生産。母オブザーヴァント、母の父Capoteいう血統の4歳牡馬。本馬のきょうだいハイッカクウ、メイショウグラハム、アステュートはJRA勝ち馬。また、叔父には1996年のNHKマイルC (G1) などに勝利し種牡馬となったタイキフォーチュン、近親には2015年のNHKマイルC (G1) などに勝利したクラリティスカイなどがいる。このファミリーには名種牡馬Known FactGone Westなどが名を連ねている。

 

セイウンコウセイ (2013年生・牡・栗)

父アドマイヤムーン 母オブザーヴァント 母の父Capote

馬主 西山 茂行 様

美浦 上原 博之 厩舎

新ひだか町 桜井牧場 生産

 

G1レース3勝を誇る、JRA年度代表馬。ジャパンカップ (G1) では、不屈の精神で内外の一流馬を撃破。産駒は距離不問の活躍:G1スプリンターのハクサンムーン、 G1マイラーのレオアクティブ、2000mの強豪アルキメデス。5歳世代からはステークス勝ち馬のフミノムーン、ブラックムーン、現4歳世代からはセイウンコウセイが出現。