アドマイヤムーン産駒、ミエノドリーマーが新馬戦に勝利

産駒に確実にスピードと仕上がりの早さを伝えるアドマイヤムーン。週末のJRA開催ではミエノドリーマーが新馬戦に勝利した。

ミエノドリーマーは123 ()、中山競馬場で行われたメイクデビュー中山 (3歳新馬・芝1600m) に出走。外枠からスタートを切ったミエノドリーマーは、やや縦長となった道中の10番手外でレースを運ぶ。4コーナーで抜群の手ごたえで外から好位に進出したミエノドリーマーは、直線に入り鞍上のステッキに鋭く反応し、末脚を伸ばし坂を上ると切れのある末脚をくりだして、前をあっさりと差し切り、2着に半馬身差をつけ勝利した。

ミエノドリーマーは母ドリームカムカム、母の父メジロライアンという血統の3歳牡馬。母ドリームカムカムはJRA8勝。福島民友C (OP)、TV愛知OP (OP)、福島民報杯 (OP) などに勝利した活躍馬。

 

ミエノドリーマー (2013年生・牡・栗)

馬主   里見 美惠子 様

美浦・国枝 栄 厩舎

新ひだか町 千代田牧場 生産

 

アドマイヤムーンG1レース3勝を誇る、JRA年度代表馬。ジャパンカップ (G1) では、不屈の精神で国内外の一流馬を撃破。産駒は距離を問わず活躍、G1スプリンターのハクサンムーン、G1マイラーのレオアクティブ、2000mの強豪アルキメデス。2015年には種牡馬ランキングで過去最高の順位に到達。現3歳世代はJRAにおいて既に14頭が勝ち馬となり、2016年のクラシックに向けては、ラヴアンドポップとボーダレスが躍進。