パイロ産駒、パイロテクニクスが新馬戦に勝利

産駒の仕上がりの早さと勝ち上がり率が自慢のパイロ。週末のJRA開催ではパイロテクニクスが芝のデビュー戦を制し、新たに2歳勝ち馬となった。 

71日(日)、函館競馬場で行われた2歳新馬(芝1200m)にてパイロテクニクスが勝利した。スタート後、先頭集団を前に見ながら、縦長となった展開の中団やや後ろにつけたパイロテクニクスは、最終コーナーで前との差を一気に詰めると、直線では残り200m付近で前を一気に交わすと、後続に2馬身半差をつけ勝利した。 

パイロテクニクスは母ショウナンハトバ、母の父フジキセキという血統の2歳牡馬。本馬の母系にはジャパンC (G1)、秋華賞(G1)と2つのG1に勝利したショウナンパンドラや種牡馬として一時代を築いたステイゴールドなどがいる。

 

パイロテクニクス(2016年生・牡・鹿)

父パイロ 母ショウナンハトバ 母の父フジキセキ

馬主 (有)シルクレーシング 様

美浦 武藤 善則 厩舎

新ひだか町 原口牧場 生産

 

アメリカのトップ種牡馬、タピット。その父プルピットが送る、トップクラスのG1マイラー、パイロ。種牡馬となった今、産駒からは自身の資質を受け継ぎ、パワーとバランスを兼ね備えた素質馬が多数出現。デビュー世代から5世代を重ねても、産駒の勝ち上がり率は驚異の75%を記録。