先日のJRA開催で2頭の勝ち馬を新たに送り出したフリオーソ。その勢いは止まることなく、週末のJRA開催では、ホーリーブレイズが新馬戦を快勝し、父の産駒として32頭目の勝ち馬となった。 

121 ()、京都競馬場で開催された新馬戦 (3歳・ダート1800m) に出走したホーリーブレイズ。滑らかにスタートを切ったホーリーブレイズは、縦長の展開となったレースで中団の内でレースを運ぶ。3コーナーで上手く外に持ち出したホーリーブレイズは直線に入ると、鋭い末脚で先行勢を一気に差し切り、2着に1馬身と3/4差をつけ、デビュー戦に勝利した。 

ホーリーブレイズは母スキャニングジョイ、母の父スキャンという血統の3歳牡馬。本馬の母スキャニングジョイはJRA勝ち馬で、本馬は母の8番仔になる。

 

ホーリーブレイズ (2014年生・牡・鹿)

父フリオーソ 母スキャニングジョイ 母の父スキャン

馬主 村上 憲政 様

栗東 佐藤 正雄 厩舎

新ひだか町 岡田牧場 生産

 

フリオーソは2歳・3歳ダートチャンピオン。 NAR年度代表馬に輝くこと、実に4回。2歳から7歳にかけてG1レース6勝。初年度産駒は早くも32頭が勝利。ステークスホース、バリスコアを筆頭に勝ち馬数におけるリーディングファーストシーズンサイアーに君臨。供用初年度から4シーズンともに、100頭以上の牝馬を集める。産駒はセリでも高い評価を得て、供用開始2世代の平均落札価格は、種付料の約6倍を記録。