1023日時点で、JRAリーディングサイアーランキング()8位と産駒が好調な走りを見せている。週末のJRA開催では、フミノムーンが桂川Sに勝利し、再びオープン入りを決めた。

1023()、京都競馬場で開催された桂川S (3歳上・1600万下・芝1200m) に出走したフミノムーン。滑らかにスタートを切ったフミノムーンは、出たなりで後方からの競馬。緩みなく流れるレース展開の中、きっちりと折り合ったフミノムーンは、自身の武器である末脚を存分に発揮する好機を伺いながら、後方3番手で直線へ。直線で迷わず外に進路を取ったフミノムーンは、メンバー中最速となる33.0の末脚で前の馬群を一気に差し切り、2着に1馬身と1/4差をつけて勝利し、再びオープン入りを決めた。 

フミノムーンは浦河町・斉藤英牧場生産。父アドマイヤムーン、母フミノシンデレラ、母の父サンダーガルチという血統の4歳牡馬。本馬の母フミノシンデレラはJRAで2勝。母の3番仔であるフミノムーンはこれでJRA5勝、うち特別レース4勝という素晴らしい走りを見せている。

 

フミノムーン (2012年生・牡・栗)

父アドマイヤムーン 母フミノシンデレラ 母の父サンダーガルチ

馬主 谷 二 様

栗東 西浦 勝一 厩舎

浦河町 斉藤英牧場 生産

  

アドマイヤムーンは現役時、国内外でG1レースを3勝しJRA年度代表馬にも輝いた名馬。種牡馬としてもスプリンターのハクサンムーン、マイラーのレオアクティブ、中距離のアルキメデスなど距離を問わず重賞勝ち馬を送り出し、貴重なエンドスウィープの血を後世に伝えている。