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モンテロッソ、初年度産駒からブラックタイプホース、ラセットが登場

産駒ラセットがきさらぎ賞 (G3) で3着と好走、ブラックタイプホースとなる。

モンテロッソ産駒からブラックタイプホースが誕生した。2月4日(日)京都競馬場で開催された、きさらぎ賞(3歳・G3・芝1800m) に出走したラセットは、好位でレースを運び直線では外に持ち出すと、メンバー中最速の末脚で3着となり、父の産駒として初のブラックタイプホースとなった。 ラセットは母ナンヨーサフラウア、母の父アグネスタキオンという血統の3歳牡馬。母系を遡ると、3代母には報知4歳牝馬特別(G2)などJRA4勝のダイナシユガーがおり、一族には阪神大賞典(G2)など3つの重賞に勝利し、天皇賞春(G1) 3着、種牡馬となったムッシュシェクル、毎日杯(G3)に勝利し皐月賞(G1) 3着のシクレノンシェリフなどがいる。 ラセット(2015年生・牡・鹿) 父モンテロッソ 母ナンヨーサフラウア 母の父アグネスタキオン 馬主 桂土地(株)様 栗東 庄野 靖志 厩舎 浦河町 三好牧場 生産 現3歳世代が初年度産駒となるモンテロッソ産駒はこれまでに42頭が出走、既にJRA勝ち馬8頭を含め、15頭が勝ち馬となっている。 モンテロッソは、祖父のドバイミレニアムを彷彿とさせる走りで、ドバイワールドカップをレコードで制覇。生涯に破ったG1馬は20頭。世界的名種牡馬ドバウィが送る傑作。サンデーサイレンス系牝馬との配合では、理想的なアウトクロスを実現。種牡馬入りから4シーズンで400頭以上の繁殖牝馬と配合。産駒は均整のとれた馬体を有し、パワーと高い運動能力を兼ね備え、芝・ダート、距離を問わない活躍をみせている。


アドマイヤムーン産駒、ファインニードルがシルクロードS (G3) を完璧なレース運びで勝利

産駒の勢いが止まらないアドマイヤムーン。週末のJRA開催では、ファインニードルがシルクロードS (G3)に勝利した。アドマイヤムーン産駒は先日の京都金杯(G3)を制したブラックムーンに続く重賞勝利で、本年早くも2勝目の重賞勝利を手にした。 1月28日(日)、京都競馬場で行われたシルクロードS (4歳上・G3・芝1200m)に出走したファインニードル。最内からスタートを切ったファインニードルは、逃げ馬2頭を前に置き、最内の3、4番手好位でレースを運ぶと、最終コーナーを2番手で回り直線へ。抜群の手応えを保ったまま、直線で追い出されたファインニードルは、残り200mで前を交わすと、そのまま突き抜けて2着に2馬身差をつける完璧レース運びで、昨年のセントウルS (G2)に続き、自身にとって二つ目となる重賞勝利を手にした。 また、本レースでは1着から3着までをアドマイヤムーン産駒が占め、アドマイヤムーンの勢いを象徴する結果となった。 ファインニードルは母ニードルクラフト、母の父Mark of Esteemという血統の5歳牡馬。本馬の母ニードルクラフトは2005年のクロエ賞(G3)、セルジオクマニ賞(G3)勝ち馬。また、本馬の叔父Fractionalは2014年のドラール賞(G2)、2015年のメシドール賞(G3)など重賞4勝の活躍馬。 ファインニードル(2013年生・牡・鹿)  父アドマイヤムーン 母ニードルクラフト 母の父Mark of Esteem 馬主 H.H. シェイク・モハメド 栗東 高橋 義忠 厩舎 日高町 Darley 生産 G1レース3勝を誇る、JRA年度代表馬。ジャパンカップでは、不屈の精神で内外の一流馬を撃破。産駒は距離不問の活躍:G1スプリンターのハクサンムーン、G1マイラーのレオアクティブ、2000mの強豪アルキメデス。そして2017年、セイウンコウセイが高松宮記念を制覇。待望のG1勝ち馬を送り出す。


アドマイヤムーン産駒が京都金杯を制覇

京都競馬場で行われた本年最初の重賞、京都金杯(G3・芝1600m)にアドマイヤムーン産駒のブラックムーンが出走。スタート後すぐに控えて最後方に位置しレースを進めた同馬は、4コーナー手前から抜群の手応えで馬場の外目を通り進出開始。直線に入りあっという間に先頭集団を射程圏に入れると大外から目の覚めるような切れ脚で他馬を一気に抜き去ってゴール。見事重賞初制覇を果たし、アドマイヤムーン産駒7頭目の重賞勝ち馬となった。 ブラックムーンは日高町・タバタファーム生産、母ロイヤルアタック、母の父ジェネラスという血統の6歳牡馬。きょうだいに中央競馬で2勝を挙げたゴールデンアタック、カリスマアキラがいる血統。 昨年6月にオープン勝ちして重賞でも惜しいレースが続いていたブラックムーン。6歳を迎えてさらにパワーアップした姿を披露し、レース後ジョッキーのコメントにあったように、本年が新たな“ブラック時代”の幕開けとなることに期待したい。 ブラックムーン(2012年生・牡・鹿) 父アドマイヤムーン 母ロイヤルアタック 母の父ジェネラス 馬主 Him Rock Racing 様 栗東 西浦 勝一 厩舎 日高町 タバタファーム 生産


ダーレー種牡馬2018年度種付料のお知らせ

ダーレー・ジャパン株式会社 (本社所在地:北海道沙流郡日高町、代表取締役:ハリー・スウィーニィ) は、2018年シーズンに7頭の種牡馬をご提供いたします。 世界中で注目される種牡馬ウォーフロントが送る芝のG1馬、アメリカンペイトリオットは、アメリカでの現役生活引退後、日本で初供用。その種付料は、150万円となります。 デビュー4世代すべての勝ち馬率が70%を越え、本年の市場取引馬の売却率は約90%と傑出した実績を誇るパイロは、200万円。本年待望のG1馬が誕生、中央競馬における産駒の素晴らしい活躍で驚異のアーニングインデックスを誇るアドマイヤムーン、日本初供用となった本年多くの皆様からサポートを得たディスクリートキャットはどちらも150万円となります。 さらに、本年デビューを迎えた産駒が芝・ダート、距離を問わず勝ち上がり、今後の活躍が期待されるモンテロッソ、日・英でダービー馬を送り出し新たな大物の出現が待たれるキングズベストが100万円。そして、2世代目産駒が初年度産駒を上回るペースで勝ち上がり、新進気鋭の種牡馬として評価を上げているフリオーソは、昨年同様の50万円に設定いたしました。 加治屋 正太郎 (ノミネーション マネージャー) 「アメリカを拠点とする種牡馬でありながら、米国での成功のみならず、ヨーロッパの芝レースにおいてもG1勝ち馬を続々と送り出すウォーフロントは、今や世界から注目の的となっています。その代表産駒であるアメリカンペイトリオットを日本でご提供できることを嬉しく思います。本馬がどのように日本の血統と融合し、産駒が特に芝のレースでどのような活躍をしてくれるか非常に興味深いです。これまでの6頭にタイプの異なる種牡馬が新たに加わったことにより、より一層バラエティーに富んだラインナップになったと自負しております。また、既に多くのお申し込みを頂いておりますことをお礼申し上げます。来シーズンも多数のご利用、そしてご来場を心からお待ちしております」 =2018年度種牡馬ラインナップ= <パイロ> 種付料:200万円 出生条件 (産駒誕生後30日以内支払) <アドマイヤムーン> 種付料:150万円 出生条件 (産駒誕生後30日以内支払) <アメリカンペイトリオット> 種付料:150万円 出生条件 (産駒誕生後30日以内支払)


モンテロッソ産駒、芝・ダートを問わない走りで、リュヌルージュ、フェリーチェが新たな勝ち馬となる

今季、初年度産駒がデビューしたモンテロッソ。産駒は距離、馬場を問わない活躍をみせている。週末のJRA開催では、モンテロッソ産駒のリュヌルージュが芝で、フェリーチェがダートで勝利し、新たに勝ち馬となった。この週末の勝利でモンテロッソ産駒の勝ち上がり頭数は、JRA勝ち馬6頭を含め11頭となった。 12月9日(土)、阪神競馬場で行われた未勝利戦(2歳・芝・2000m)に出走したリュヌルージュは最内からのスタート。滑らかにゲートを出たリュヌルージュは、無理なくハナに立ちレースのペースを握る。向こう正面では早めのスパートを切った馬に外から被せられたものの、ハナを譲り番手で3コーナーから4コーナーを回ったリュヌルージュは、直線ではしっかりした末脚で抜け出し、後続を1馬身差退け勝利した。 リュヌルージュは日高町・坂東牧場生産。母ムーンハウリング、母の父メジロマックイーンという血統の2歳牝馬。本馬の母ムーンハウリングは2歳勝ち馬。母の父メジロマックイーン、2代母父カコイーシーズ、3代母父ボールドラツドという血統の本馬は母の2番仔、5代血統表内にインブリードを全く含まない特徴的な配合で生まれている。 リュヌルージュ(2015年生・めす・鹿) 父モンテロッソ 母ムーンハウリング 母の父メジロマックイーン 馬主 窪田 康志 様 栗東 斉藤 崇史 厩舎 日高町 坂東牧場 生産 翌日の12月10日(日)、中山競馬場で行われた未勝利戦(2歳・ダート・1200m)にはフェリーチェが出走。スタートから、先頭集団を前に見ながら内目の6、7番手で向こう正面を運んだフェリーチェ。最終コーナーを回り、直線で上手く外に持ち出したフェリーチェは、先に抜け出した前2頭を、余裕残しの楽な手応えであっさり交わす余裕あふれる走りで、2着に2馬身差をつけ勝利した。 フェリーチェは浦河町・ビクトリーホースランチ生産。母タイキキララ、母の父キングヘイローという血統の2歳牝馬。祖母タイキステラはJRA6勝、湘南Sなど4つの特別レースに勝利したオープン馬。本馬の母系からは、1993年のマイルチャンピオンシップ(G1) など重賞4勝、93年のJRA最優秀4歳以上牝馬のタイトルを獲得した名牝シンコウラブリイ、2012年の東スポ杯2歳S (G3)など2つの重賞を制し、2013年の皐月賞(G1) 3着のコディーノなど多数の活躍馬が出ている。 フェリーチェ(2015年生・めす・鹿) 父モンテロッソ 母タイキキララ 母の父キングヘイロー 馬主 (有)大樹ファーム 様 美浦 菊沢 隆徳 厩舎 浦河町 ビクトリーホースランチ 生産 父系祖父ドバイミレニアムに続き、ドバイワールドカップをレコードで制する偉業を達成したモンテロッソ。生涯を通じて、G1馬20頭を撃破。世界を席巻する種牡馬、ドゥバウィ。その血を導入する貴重な機会を提供。また、サンデーサイレンスの血脈とも理想的なアウトクロスを実現。供用開始から2シーズン、200頭を超える繁殖牝馬と交配。初年度産駒は、JRA勝ち馬6頭を含め、既に11頭が勝ち馬となる。


ディスクリートキャット産駒、オーロリンチェ、新馬戦を快勝

今春から日本での供用となった2006年の3歳ワールドチャンピオン・ディスクリートキャット。週末のJRA開催で産駒のオーロリンチェが将来性あふれる走りをみせ、新馬戦を快勝した。 12月9日(土)、中山競馬場で行われた新馬戦(2歳・ダート・1200m)をデビューに選んだオーロリンチェ。1番人気に推されたオーロリンチェは、抜群のテンのスピードで早々にハナに立つと、道中は自身のペースでレースを運び、最終コーナーを回り直線へ。直線では前2頭の一騎打ちとなったが、オーロリンチェは余裕ある手応えで2着に3/4馬身差をつけ、また、3着以下を大きく引き離して勝利した。 オーロリンチェは米国産、母It'schemistrybaby、母の父Meadowlakeという血統の2牝馬。2016年のキーンランド・セプテンバー・イヤリングセールで購買されたオーロリンチェ。本馬の半兄Majestic Cityは2015年のローンスターパークH (G3)など重賞2勝、ブリーダーズフュチュリティ(G1) 2着、デルマーフュチュリティ(G1) 3着の活躍馬。 オーロリンチェ(2015年生・めす・栗) 父Discreet Cat 母Pretty Discreet 母の父Meadowlake 馬主 岡田 牧雄 様 美浦 高木 登 厩舎 生産者 米国 Trackside Farm & Tenlane Farm 年度代表馬インヴァソールを破り、UAEダービーを6馬身差で圧勝したディスクリートキャット。アケダクトのマイル戦で樹立したコースレコードは、あのイージーゴアに並ぶ快挙。カーターH (G1)を連覇したダッズキャップスを筆頭に、これまでに送り出したG1ホースは6頭、G1勝ち馬3頭。そして、ステークス勝ち馬率は7%を記録。


アメリカンペイトリオット 合田直弘

 様々な魅力に満ち溢れているアメリカンペイトリオットだが、まず真っ先にご紹介したいのが、現役時代に見せたレース振りである。  競馬で勝つために重要な要素のひとつが「スピード」であることは言うまでもないが、ひと括りに「スピード」と言ってしまうと、その概念は非常に幅広く、解釈の齟齬が見解の相違を生むことになりかねない。  例えば、テンからガンガン飛ばして行くダッシュ力も「スピード」であり、競馬に勝つために必要な形質ではあるが、しかし、日本の競馬でことさらに有用なのは、こういうスピードではない。日本の競馬で勝つために求められるのは、溜めることが出来て、なおかつ、使いたいという局面で間髪を入れずに使うことが出来る、タクティカルなスピードである。  「瞬発力」あるいは「切れ味」という言葉に代弁されるスピードこそが、日本で勝ち抜く上で極めて重要な形質なのだ。今や、世界のトップと互角に渡り合えるようになった日本産馬だが、国際舞台においても、日本馬の特性は「瞬発力」というのが既に通り相場となっており、日本馬は「切れ味」を最大の武器として、海外の強豪たちと相まみえているのである。  アメリカンペイトリオットとは、類い稀なスピードをタクティカルに使える馬であった。同馬が制した、2017年4月14日にケンタッキー州のキーンランド競馬場で行われた、G1メイカーズ46マイル(芝8f)の映像を、ぜひご覧いただきたい。好スタートを切りながら、前半は中団後ろ目に待機。アメリカの競馬らしく3~4コーナー中間からペースが上がった中、ジワッと番手をあげながらも、直線残り300m付近でのアメリカンペイトリオットは、先頭から6馬身ほど後方の6番手というポジションだった。ギアをトップに入れたのは残り1fを切ってからで、そこから疾風怒涛の末脚を繰り出し、相手馬たちを一刀両断にして差し切り勝ちを演じたのである。極上の切れ味を持ち、なおかつそれを、ここぞという局面で使える競走馬がアメリカンペイトリオットであった。  創設時の1989年から1996年まではフォートハロッドS、1997年から2011年まではメイカーズマークマイルの名称で施行されたメイカーズ46マイルは、歴史こそ浅いものの、北米芝路線において極めて重要な位置にある一戦となっている。  それは、過去の勝ち馬の名を見れば一目瞭然で、そもそもからして1989年の第1回競走の勝ち馬が、3つのG1を制した他、ウッドバインのキングエドワードGCで、1分45秒4という芝9fのワールドレコードタイ記録をマークした実績のあった、名馬ヤンキーアフェアであった。  1991年の勝ち馬は、その年の秋にG1BCマイルを制することになるオープニングヴァーズであったし、1996年には前年のケンタッキーダービー2着馬テハノランが優勝を飾っている。  1999年には、欧州でG1ロッキンジS連覇を達成した後に北米に移籍してきたソヴィエトラインが優勝。2005年の勝ち馬アーティーシラー、2006年の勝ち馬ミエスクズアプルーヴァル、2007年の勝ち馬キップデヴィルは、いずれも、その年の秋にG1BCマイルを制している。  キップデヴィルは2008年のこのレースも制し、レース史上初の連覇を達成。そして、2013年・2014年とこのレースを制し、2頭目の連覇を達成したワイズダンは、2012年と2013年に2年連続で全米年度代表馬に選出された馬であった。  こうした錚々たる顔ぶれの一角に、アメリカンペイトリオットの名が記されているのである。  アメリカンペイトリオットが勝った2017年のメイカーズ46マイルも、非常に水準の高い顔触れが集まっていた。前年のこのレースの2着馬で、直前のG3カナディアンターフSで8度目の重賞制覇を果して参戦だったハートトゥハート。前年のG1フランクキルローマイル勝ち馬で、連覇を狙った前走のG1フランクキルローマイルは2着だったホワットアビュー。サンタアニタのG2アルケイディアHを2年連続制覇した後、前走G1フランクキルローマイルは3着だったボロなど、全米各地から集ったトップマイラーたちを相手に、前述したような大向こうを唸らせる勝ち方を、アメリカンペイトリオットは見せたのである。  そのメイカーズ46マイルと並ぶ、アメリカンペイトリオットの競走生活におけるもう1つのハイライトが、2016年7月16日にデラウェアダウンズで行われた、G3ケントS (芝9f) であった。このレースにおけるアメリカンペイトリオットは、3~4番手追走から、直線残り150m付近で先頭に立つという競馬を見せて優勝。勝ち時計の1分47秒19は、デラウェアパーク芝9ハロンのトラックレコードであった。  タクティカルなスピードを持っていたアメリカンペイトリオットの血統背景もまた、この新種牡馬が持つ実に魅力的な要素の1つである。  勝ち馬ライフウェルリヴドの2番仔となるアメリカンペイトリオットだが、母の4歳年上の全兄にあたるのが、2008年のG1グッドウッドS (AW9f) や2009年のG1ドバイワールドC (D2000m) を制したウェルアームドだ。このうち、G1ドバイワールドCで2着に退けたのは、その翌年にG1ドバイワールドCを勝つことになるグロリアデカンペオンであったが、同馬に付けた着差はレース史上最大となる14馬身という大差であった。ウェルアームドは更に、2008年にデルマーのG2サンンディエゴHを制しているが、その時の勝ち時計の1分41秒57は、デルマー8.5fのトラックレコードであった。アメリカンペイトリオットが持っていた爆発的スピードの根源のひとつは、叔父にあたるウェルアームドにあることは間違いなさそうである。  アメリカンペイトリオットの母ライフウェルリヴドの、3歳年上の半兄には、G1トラヴァーズSで3着となったヘルシンキもいるから、極めて活気ある牝系であることもまた、間違いのない事実だ。  更に近親には、2002年・2003年と、G1天皇賞秋、G1有馬記念をいずれも連覇し、年度代表馬にも2年連続で選ばれたシンボリクリスエスもいるから、日本適性も既に実証済みのファミリーを、アメリカンペイトリオットは背景に持っているのである。  そして、アメリカンペイトリオットの血統的魅力は、そのサイヤーラインにも見出すことが出来る。


アドマイヤムーン産駒、ストーミーシーが奥多摩Sを制し、オープンに返り咲き

ショートストーリーは福島放送賞に勝利。

アドマイヤムーン産駒が好調な成績を保ち続けている。週末のJRA開催では、ストーミーシーが奥多摩Sに勝利して再びオープン馬の仲間入りを果たし、ショートストーリーは福島放送賞に勝利した。 11月12日(日)、東京競馬場で行われた奥多摩S (3歳上・1600万下・芝1400m)に出走したストーミーシー。パドックで好気配を見せ状態は上向きのストーミーシーは、スタートで後手に回ったものの、道中は中団やや後方の11番手付近でスムーズにレースを運び直線へ。直線では追い出しを我慢して残り400mで外に持ち出すと、自身の武器である末脚をきっちり繰り出し、最後はゴール前2頭の追い比べをクビ差制して勝利。再びオープン馬に帰り咲いた。 ストーミーシーは浦河町・ミルファーム生産。オーナーブリーディングで生まれたストーミーシーは母リーベストラウム、母の父ゼンノエルシドという血統の4歳牡馬。母リーベストラウムは2歳勝ち馬で、JRA3勝の特別勝ち馬。母の2番仔にあたるストーミーシーは2歳時に勝ち上がり、3歳時にはニュージーランドT (G2)で勝ち馬とハナ差の2着の実績がある。 ストーミーシー(2013年生・牡・栗) 父アドマイヤムーン 母リーベストラウム 母父ゼンノエルシド 馬主 (有)ミルファーム 様 美浦 斎藤 誠 厩舎 浦河町 ミルファーム 生産 また、11月11日(土)、福島競馬場で行われた福島放送賞(3歳上・1000万下・ダート1700m)には同じくアドマイヤムーン産駒のショートストーリーが出走し、2着に1馬身と1/2差で勝利している。 ショートストーリー(2013年生・牡・黒鹿) 父アドマイヤムーン 母ライフストーリー 母父Capote 馬主 H.H. シェイク・モハメド 栗東 吉村 圭司 厩舎 日高町 Darley 生産 アドマイヤムーンはG1レース3勝を誇る、JRA年度代表馬。ジャパンカップ(G1)では、不屈の精神で内外の一流馬を撃破。産駒は距離不問の活躍:G1スプリンターのセイウンコウセイ、ハクサンムーン、G1マイラーのレオアクティブ、2000mの強豪アルキメデス。現4歳世代からはG1ウィナーのセイウンコウセイ、重賞ウィナーのファインニードル、ステークス勝ち馬のワンスインナムーン。現5歳世代からはステークス勝ち馬のフミノムーン、ブラックムーン、ムーンクレストが出現。