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フリオーソ産駒からブラックタイプホースが誕生

11月23日 (水)、園田競馬場で行われた兵庫ジュニアグランプリ (Jpn-2) にフリオーソ産駒のバリスコアが出走した。

北海道競馬所属の本馬は、地元で 6戦 4勝 2着 2回という戦績を収め、今回が初のダートグレード競走出走となった。 JRA勢を含む強力なメンバーが揃う中、スタートから後方 7番手に位置取ったバリスコアは、道中も慌てることなくしっかりと折り合い、先行勢を見る形でレースを進める。 3コーナーから絶好の手応えで大外から進出を開始し、 4コーナー手前で先行する各馬を射程圏に捕らえる。 4頭の激しい叩き合いの外から豪快に追い込んできた本馬は、最後まで力強く伸びて 2着に鼻差まで迫る 3着でゴール。将来性を感じさせる濃い内容で フリオーソ産駒初のブラックタイプホースとなった。 バリスコアは、母シャトーモア、母の父ジョリーズヘイローの 2歳牡馬。母は未出走だが、 そのきょうだいには、札幌記念 (G3) を制覇しオークスやエリザベス女王杯でも入着するなど活躍した名牝サンエイサンキューが名を連ねる。その血統的背景からもバリスコアには、これから地方ダートクラシック戦線における更なる活躍が期待できそうだ。 バリスコア (2014 年生・牡・青 ) 父フリオーソ 母 シャトーモア


キングズベスト産駒、ミヤビベストが新馬戦を逃げ切り勝ち

本邦初年度産駒がデビューを迎えたキングズベスト。週末のJRA開催ではミヤミベストが、豊富なスピードを生かし、新馬戦に勝利した。

9/11 (日 )、中山競馬場で行われた 2歳新馬 (芝 2000m) に出走したミヤビベスト。スタートを決めたミヤビベストは、1コーナー入口でハナに立ちレースのペースを握る。ゆったりとした流れのレースで馬群を率いたミヤビベストは、時折幼さをのぞかせながらも、うまく折り合いをつけ道中を運ぶ。直線での追い比べとなったレース展開の中、先頭のまま4コーナーを回り直線を向いたミヤビベストは、抜群のスピードを発揮して後続を引き離し、直線半ばで外との追い比べに決着をつけ、 2着に1馬身半差をつける逃げ切り勝ちでデビュー戦を飾った。 ミヤビベストは新ひだか町・高橋修氏の生産。母ミヤビキララ、母の父スペシャルウィークという血統の2歳牡馬。母ミヤビキララは JRA3勝、香取特別、土湯温泉特別などに勝利した活躍馬。半兄のミヤビジャスパーは JRAで3勝。野分特別、アルメリア賞に勝利し、若駒 S (OP) 2着の実績馬。 ミヤビベスト (2014年生・牡・鹿 ) 父キングズベスト 母ミヤビキララ 母の父スペシャルウィーク 馬主 村上 義勝 様 栗東 笹田 和秀 厩舎 新ひだか町 高橋 修 生産 キングズベストは、日本ダービーおよび天皇賞の覇者エイシンフラッシュや英ダービーをレコードで制した凱旋門賞馬ワークフォースなど偉大な競走馬を送り出す、世界的名種牡馬。日本での供用開始から 3シーズンにわたり、名牝、名血からのサポートを受ける。本邦初年度産駒は