パイロ産駒、デルマルーヴルが名古屋グランプリ (Jpn2) を制す

抜群の勝ち上がり率とダート適性でこれからのダート界を担いつつあるパイロ。産駒のデルマルーヴルが名古屋グランプリ (Jpn2)  に勝利した。

12月19日 (木)、名古屋競馬場で行われた名古屋グランプリ (3歳上・Jpn2・ダート2500m) に出走したデルマルーヴル。近走の実績から1番人気に支持されたデルマルーヴルは、好スタートから5番手で道中を運ぶ。勝負所の最終コーナーを抜群の手応えで外に持ち出したデルマルーヴル。直線では末脚を一気に繰り出し、鮮やかに差し切って勝利した。自身にとって2度目となる重賞勝利を手にしたデルマルーヴル。4歳となる来年はさらなる活躍が期待されるパイロ産駒となりそうだ。

デルマルーヴルは日高町・坂東牧場生産。母カリビアンロマンス、母の父コマンズという血統の3歳牡馬。母カリビアンロマンスはJRA入着、デルマルーヴルは母の初仔。祖母サバナパティーダはウィンザーフォレストS (G2)、チャートウエルS (G3) など重賞3勝、クイーンエリザベス2世S (G1) 3着などの実績がある。

 

デルマルーヴル (2016年生・牡・青鹿)

父パイロ 母カリビアンロマンス 母の父コマンズ

馬主 浅沼 廣幸 様

美浦 戸田 博文 厩舎

日高町 坂東牧場 生産

 

アメリカのトップ種牡馬、タピット。その父プルピットが送る、トップクラスのG1マイラー、パイロ。種牡馬となった今、産駒からは自身の資質を受け継ぎ、パワーとバランスを兼ね備えた素質馬が多数出現。デビュー世代から6世代を重ねても、産駒の勝ち上がり率は驚異の77%超えを記録。