アドマイヤムーン産駒、重賞初制覇!

8月7日、函館競馬場で行われたG3函館2歳ステークス(芝1200m)において、新種牡馬アドマイヤムーン産駒のファインチョイスがデビューから2戦2勝の無敗で世代最初の重賞ウィナーに輝いた。また、この勝利で父アドマイヤムーンはファーストシーズンサイアーランキングで見事トップに躍り出た。

好スタート後、鞍上とうまく折り合い3番手を追走した本馬。直線入り口で追い出されると反応良く楽々と抜けだし、終わってみれば2着に1馬身半差をつけての完勝であった。

浦河町、富田牧場生産の本馬は、母アフレタータ、母の父タイキシャトルという血統の2歳牝馬。本母系は、母のアフレタータが芝の短距離を中心に中央で4勝を挙げていることに加え、そのきょうだいにも中央での勝ち馬が5頭おり、コンスタントに活躍馬を送り出している。そして、本馬の1つ下には父アドマイヤムーンの全弟が、祖母チャイナブリーズには今年生まれたアドマイヤムーン産駒の牡馬が控えている。本母系とアドマイヤムーンとの好相性が早々に証明されただけに、本馬のみならず、一族が生むアドマイヤムーン産駒の活躍が益々期待される。