アドマイヤムーン産駒、早くも5頭目の勝ち馬誕生

8月21日(日)、新潟競馬場で行われた2歳未勝利戦(芝1200m)において、アドマイヤムーン産駒のロベルクランツが人気に応え優勝、父の産駒として5頭目の勝ち馬となった。

デビュー前から評判になっていた本馬は、デビュー戦1番人気に支持されていたものの2着に惜敗、2戦目となった今回は、好スタートから終始楽な手ごたえで2番手外を周る。直線手前で3番手以下を大きく突き放し2頭の一騎打ちに持ち込むと、最後は逃げ粘る人気馬を捉える勝負根性を見せ見事初勝利を飾った。

浦河町、富菜牧場生産の本馬は、母がアルフェッカ、母の父がダンシングブレーヴという血統の2歳牡馬。母のアルフェッカは、中央の短距離戦で特別勝ちを含め4勝を挙げている活躍馬。またその兄弟にもステークス入着歴のあるタケショウレジーナをはじめ、活躍馬多数の母系。また、エンドスウィープとダンシングブレーヴの配合からは、最優秀4歳以上牝馬に輝いたスイープトウショウが出ているように、血統面での相性も抜群で、今後の活躍が期待される。