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コマンズ、豪州レコード樹立

毎年、豪州リーディングサイアーランキングでトップ10にランクインし続けるコマンズだが、7月22日には、オーストラリアのサンシャインコーストで5馬身¼差の完勝を収めたトランスポーター(Transporter)を含む2頭が新たに勝ち上がり、1シーズンの産駒勝ち上がり頭数で150の大台に到達。

その2日前に アンドザバンドプレイドオン(Andthebandplayedon) がイプスウィッチにて勝利を収めた時点で産駒勝ち上がり頭数148の新記録を樹立していたコマンズだが、2日間でさらに2頭の産駒が勝ち馬となり、自身のレコードを更新した形となった。  初勝利を願いつつ4走目に臨んだ3歳セン馬のトランスポーターだったが、終わってみれば大楽勝で父の名をレコードブックに刻み込んだ。トリーバーンスタッドTorryburn Stud生産の同馬の母 ポートレートコレクター(PortraitCollector : 父・サートリストラムSir Tristram)は、 タントラ(Tantra) や リバティローズ(Liberty Rose) といったステークスウィナーを送り出したそれぞれの母の¾きょうだい、G3勝ち馬の イコールライツ(Equal Rights) やリステッドレース勝ち馬の アダプテッドヒーロー(Adopted Hero) とはそれぞれ半きょうだいという間柄。コマンズ産駒のG3勝ち牝駒 カンザン(Kanzan) と同牝系に属するトランスポーターには、今後の更なる活躍が期待される。  今週末は、人気急上昇中のコマンズ産駒 レインアフェア(Rain


アドマイヤムーン初年度産駒、JRA初勝利!

7月3日、中山競馬場で行われた2歳未勝利(芝1200m)においてアドマイヤムーン産駒のレオアクティブが優勝、父に記念すべきJRA初勝利をプレゼントした。さらに、同日のメイクデビュー函館(芝1200m)ではエクソプラネットが続き、地方・中央あわせて3頭目の勝ち馬となった。

2番人気だったレオアクティブは、中団待機からコーナー出口で4番手に進出すると、最後は抜群の手応えで外から一気に抜け出しゴール。終わってみれば、2馬身半差の圧勝であった。浦河町、谷口牧場生産の本馬は、母レオソレイユ、母の父オペラハウスという血統の2歳牡馬。新馬勝ちした母の半兄にブレイクタイムを擁する良血馬が、期待に違わぬ好発進だ。 一方、同日2頭目の勝ち馬となったエクソプラネットは、5番人気の低評価を覆す1馬身半差の快勝。出遅れを物ともせず、最後は鞍上が手綱を緩める余裕を見せていたことからも、その潜在能力の高さが窺い知れる。安平町、ノーザンファーム生産の本馬は、母エクソセット、母の父Deposit Ticketという血統の2歳牝馬。既に3頭のブラックタイプ馬を送り出す母に、更なる勲章を授ける事になるのか。今後の動向を注視してみたい。