5 月 28日にフランスの Bordeaux-Le Bouscatを舞台に争われた準重賞 Derby du Midiを 3連勝で制したのは、 キングズベスト 産駒の 3歳牡馬 サガロワ。芝 2400mのここを 1馬身差で快勝した同馬にとって、これが初の Listed勝ちであった。 Sagamix 、 Sagacity、 Sageburg、 Secret Gesture、そして Sagawara等の活躍馬と同母系に属する、 Linamix産駒の
週末の JRA開催では、ワディが1番人気に応えてシドニートロフィーに勝利してオープン入りを果たし、イクラトロは 1000万下で勝利をあげ、準オープン入りを決めた。 5 月 21日 (土 )、京都競馬場で行われたシドニートロフィー (4歳上・ 1600万下・ダート 1200m) に出走したワディ。1番人気に推された同馬は大外からのスタートとなったものの、外からスムーズで無理ないレース運びをみせ、残り 800m付近で好位につけると最終コーナー出口では先頭に並びかけて直線へ。直線で力強く末脚を伸ばし一足早く抜け出たワディは、後続の追撃を振り切って勝利。通算 5勝目をあげ、見事オープン入りを果たした。 日高町・ダーレー生産のワディは、母フラグラントオアシス、母の父 Rahyという血統の 5歳牝馬。半兄デザートオアシスは特別勝ちを含む JRA5勝。また、 アドマイヤムーン産駒の半姉フィリラは JRA3勝馬。 ワディ (2011年生・めす・栗 ) 父
先週に続き、 アドマイヤムーン産駒が好調な走りをみせている。週末の JRA開催で産駒が 4勝をあげる活躍をみせたアドマイヤムーンは、プリンセスムーンが連勝で韋駄天 S (OP) に勝利した他、ヘイジームーンは 1000万下で4勝目をあげ、マエストロ、ファインニードルが新たに勝ち馬となった。 5 月 22日 (日 )、新潟競馬場で開催された韋駄天 S (4歳上・オープン・芝 1000m) に出走したプリンセスムーン。前走、同距離を勝ってここに臨んだ同馬は人気の一角を担い、大外枠からの出走となった。スタート直後の行き脚こそ一息だったものの、鞍上が気合いをつけるとすんなりと流れに乗り、勝負所では進路を探る、余裕あるレース運び。持ち前のスピードと末脚の切れを存分に発揮したプリンセスムーンは、メンバー中最速の上がりで並み居る牡馬を交わして初挑戦となったオープンを見事連勝で勝利した。 浦河町・三嶋牧場生産のプリンセスムーンは、母スクービドゥー、母の父 Johan Cruyffという血統の 6歳牝馬。ドイツ産の母スクービドゥーはドルメロ賞 (G3) の勝ち馬。そして、半兄タイキプレミアムは江坂特別を含む JRA3勝。また、半妹のメイショウメイゲツはアネモネ
5 月 14日 (土 )、京都競馬場で行われた錦ステークス (4歳上・ 1600万下・芝 1600m) に出走したダイシンサンダーは1番人気に推されての 出走となった。最内からレースに臨んだダイシンサンダーはスタートでやや後手を踏んだものの、道中は鞍上がなだめるのに苦労する程に抜群の手応えで、 内の中団 6 番手の位置取りで最終コーナーを回る。ロスのない競馬で直線に向いたダイシンサンダー。直線では自慢の末脚をいかんなく発揮し、メンバー中最速の上がり で前に襲い掛かるかのような走りをみせ、 2 着に 3/4馬身 差をつけ勝利した。今回の勝利で特別レース 4 勝目をあげたダイシンサンダー。再びオープン入りを決めた末脚はクラスが上がっても 十分通用しそうだ。 新ひだか町・グランド牧場生産のダイシンサンダーは、母イチゴイチエ、母の父マンハッタンカフェという血統の 4歳牡馬。 現役時に
5 月 7日 (土 )、新潟競馬場で開催された駿風ステークス (4歳上・ 1600万下・芝 1000m直線 ) に出走した プリンセスムーン。これまでの実績から 2 番人気に推されたプリンセスムーンは、外枠からスタートを切ると前に馬を置いて 好位で脚をため、抜群の手応えを保ったまま、スパートのタイミングをうかがいながら道中を運ぶ。残り 400 mを過ぎてから、内に開いた進路を 見逃さず鋭く切り込んだプリンセスムーンは、自慢の末脚を繰り出して一気に先頭に立ち、内外離れた 3 頭の追い比べを 1 馬身と 1/4差制して勝利し、オープン入りを決めた。 プリンセスムーンは浦河町・三嶋牧場生産。母スクービドゥー、母の父 Johan
4 月 23日 (土 )、京都競馬場にて彦根ステークスに出走したアットウィル。 スタートから積極的に追っつけて、向こう正面半ばで 3 、 4 番手の好位につけたアットウィルは、 手応えを保ったまま 4 コーナーを回ると、直線では力強い末脚で逃げ馬を捕える。 ゴール前にて 3 頭の激しい追い比べをきっちりクビ差制して勝利し、オープン馬に帰り咲いた。 アットウィルは浦河町・富田牧場生産。母アフレタータ、母の父タイキシャトルという血統の 6歳牡馬。 本馬の全姉ファインチョイスは函館 2 歳S ( G3) 勝ち馬、半弟のキャンディバローズはファンタジー
ブラックムーンは 3月 5日 (土 )、中山競馬場で行われたスピカ S (4歳上・ 1600万下・芝 1800m) に1番人気に押されて出走。 スタート後、行き脚がつかず後方 2 、 3 番手からの競馬となったブラックムーンは、あせらず折り合いに専念しレースを進める。 絶好の手応えで 4 コーナーを周り、進路を外に取ってスパートを切ったブラックムーン。そこから目の覚めるような鋭い末脚で 次々と前を交わし、先頭の馬をきっちり捉えたところがゴール。鮮やかな競馬で 1 番人気に応え、見事オープンクラス入りを決めた。 ブラックムーンは日高町・タバタファーム生産。母ロイヤルアタック、母の父ジェネラスという血統の 4歳牡馬。 本馬の半兄ゴールデンアタック、カリスマアキラはともに
産駒の高い勝ち上がり率で注目を集めている新進気鋭の種牡馬 パイロ。 今週の JRA 開催では、ダート 1700m 以上の距離で 3 勝、 世代、クラスを問わない走り、勝負強さ、距離適性の広さがパイロの種牡馬としての能力の高さを示している。 まずは、 2月 27日 (土 ) 、小倉競馬場で行われた 4歳上・ 500万下 (ダート 1700m) に出走したパイロキシン。 惜敗が続いていた本馬だが、中団追走から直線抜け出すと、ゴール前の追い比べをきっちり制し、自身にとって 2 勝目をあげた。
カネノイロは 2月 21日 (日)、東京競馬場で行われた 500万下 (3歳・ダート 1400m) に出走。 スタートでやや後手を踏んだものの、すぐさま先頭勢にとりつき、道中は馬群の中 5 番手あたりでレースを進めたカネノイロ。 馬群の内目でしっかりと折り合い、手応えを残したまま 4 コーナーを周り直線へ。 残り 200m 付近から狭い進路を一気に抜け出し先頭に立つと、迫りくる後続勢を振り切るしぶとい末脚をみせ勝利、見事 2 勝目を挙げた。 レース後の「新馬戦での勝利は芝でしたが、ダートだと道中も走りがスムーズですし、最後までしぶとい です。ダートはいいですね」という鞍上のコメントからも、オープン入り後はダート戦での活躍が期待される。 カネノイロは新冠町・川上牧場生産。母エルサフィール、母の父タヤスツヨシという血統の 3歳牡馬。 母エルサフィールは
ミエノドリーマーは 1 月 23 日 ( 土 ) 、中山競馬場で行われたメイクデビュー中山 (3 歳新馬・芝 1600m) に出走。 外枠からスタートを切ったミエノドリーマーは、やや縦長となった道中の 10 番手外でレースを運ぶ。 4 コーナーで 抜群の手ごたえで外から好位に進出したミエノドリーマーは、直線に入り鞍上のステッキに鋭く反応し、末脚を伸ばし坂を上ると 切れのある末脚をくりだして、前をあっさりと差し切り、 2 着に半馬身差をつけ勝利した。 ミエノドリーマーは母ドリームカムカム、母の父メジロライアンという血統の 3