5月30日 (土)、チャーチルダウンズ競馬場で行われた3歳牝馬によるG3・リグレットステークス (芝9F、賞金275,000ドル) で、ヨシダ産駒のフェイスフルディパーテッド Faithful Departed (USA) が内ラチ沿いで先行勢を見ながら脚をため、最後の直線では内から粘る先行馬を捕らえて抜け出し、最後は2着に2馬身と1/4差をつけて快勝した。
レースでは、サプライズエンディング Surprise Ending (USA) が好スタートを決めて主導権を握り、2ハロン23秒43、4ハロン47秒44、6ハロン1分11秒34のラップを刻むなか、2番手にトラストアカウント Trust Account (USA)、さらに人気を集めたタムタム Tam Tam (USA) が外目3番手を追走。フェイスフルディパーテッドは内ラチ沿いの4番手でじっくりと脚をため、前を行く各馬を見ながらレースを進めた。
3コーナーから4コーナーを抜けるところで、オルティス騎手はフェイスフルディパーテッドを内から外へ誘導。失速し始めたサプライズエンディングを射程圏に入れると、直線入口では馬群の間に進路を見いだした。残り1ハロン手前で一気に先頭へ立つと、その後は後続との差を広げ、良馬場の芝9ハロンを1分46秒23の好時計で走破した。
2着には大外から追い込んだストームズウェイク Storm's Wake (USA) が入り、3着にはタムタムが浮上した。
フェイスフルディパーテッドは、ケンタッキー州のロバート・K・ジョンストン氏によって生産された3歳牝馬。Heatseeker (IRE) 産駒の母スピードシーカー Speed Seeker (USA) は、オンタリオコリーンS (G3) の勝ち馬で、同馬は複数のステークスレースを制し重賞レースでも好走したエヴリンズダンサー Evelyn’s Dancer (USA) (父Songandaprayer)、およびステークス勝ち馬で重賞入着馬でもあるディスイズマイタイム Thisismytime (USA) (父Carpe Diem) の半姉にあたる。フェイスフルディパーテッドは、父ヨシダにとって、前日のアルファベットスープHを制したエフサーティーファイブに続き、この週末2頭目のステークス勝ち馬となった。
ヨシダはこれまでにデビューした2世代から80頭の勝ち馬、そして4頭の重賞勝ち馬を含む8頭のステークス勝ち馬を送り出しており、代表産駒にはキーンランド競馬場のシカモアS (G2) に勝利したデスヴィオ Desvio (USA)、サラトガ競馬場のレイクプラシッドS (G2) に優勝したグレイヨッシュ Grayosh (USA) らがいる。