シェイク・モハメド
ドバイの首長であるダーレーの創立者シェイク・モハメドは、7つの首長国からなるアラブ首長国連邦の首相と副大統領を兼務しています。さらに、世界一競走馬を愛するというもうひとつの顔を持っています。
シェイク・モハメドは、青年時代にイギリスのケンブリッジで修学しました。その際に、兄のシェイク・ハムダンと共にニューマーケット競馬場においてロイヤルパレスが勝利した英2000ギニーを観戦。これがシェイク・モハメドにとって競馬へ関心を寄せる契機となる、初めてのレース観戦でした。
その10年後、シェイク・モハメドは所有馬のハッタで馬主としての初勝利を挙げました。以後、シェイク・モハメドの愛馬は、自身のマルーン(海老茶)&ホワイトの勝負服と、1994年に設立したレーシングチーム・ゴドルフィンのブルーの勝負服で、世界の大レースで勝利を収めています。
ドバイの首長であるシェイク・モハメドは、自国の発展に強い想いを抱いています。競馬というグローバルなスポーツを通し、ドバイという国の魅力を世界の人に広めたい。この壮大な想いがあるからこそ、競馬への取り組みを真剣かつ永続的です。
1996年、シェイク・モハメドは世界最高賞金レースであるドバイワールドカップを設立しました。世界最高の馬が、世界最高のレースで競い合う―。競馬界への貢献を考えたとき、人々のロマンを具現化する舞台を創るべきだという信念にたどりついたためです。ドバイワールドカップは、ドバイを訪れた人々を魅了し、今では世界中の人々を引きつける一大イベントへと成長しました。
世界的な馬主として知られるシェイク・モハメドは、卓越したホースマンでもあります。息子たちとともに多くのエンデュランス競技に出場し、世界レベルで活躍しています。また夫人のプリンセス・ハヤはシドニー五輪の馬術選手であり、国際馬術連盟の会長を務めています。馬を愛するファミリーとして知られているのです。


